平野橋より西戸田少年保養所を望む、昭和32年
昭和32年、神戸市立西戸田少年保養所に在籍した、当時小学3年生から中学3年生だった児童を中心に、平成22年6月、同窓会が開催されました。
第1寮より第2寮を望む
神戸市は、結核児童の療養施設として、神戸市垂水区平野町西戸田272番地にあった、元川崎航空機株式会社の結核療養所を買収し、昭和24年12月に神戸市立西戸田少年保養所を開設しました。昭和25年8月、神戸市立西戸田小学校、同中学校(昭和37年4月神戸市立西戸田養護学校と改称)が併設された事により、結核の治療を受けながら、正規の授業を受け、進級、進学が出来る事となり、長期療養を続ける学童にとって、理想的な施設が誕生しました。その後、結核患者も減少し、結核以外の病気の児童も、この施設で療養生活を送ったようです。しかしながら終に、神戸市立西戸田少年保養所、神戸市立西戸田養護学校は、昭和58年に、閉鎖されました。
講堂と第3寮
食堂の屋根越しに本館を望む
さて、このような神戸市立西戸田少年保養所、神戸市立西戸田小中学校に、昭和32年に在籍した元児童12名、昭和25年、及び30年の在籍者、各1名、さらに、当時お世話になった保母さん2名、計16名が集まり、平成22年6月13日、西戸田同窓会を開催しました。正午に始まった会は、予定時間をオーバーし、午後5時30分に散会となりました。思い出話しが尽きることなく、次回開催を、平成23年2月13日(日)と決定し、再会を約しました。(西戸田同窓会有志代表、三木)。
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