2015年10月1日木曜日

西戸田の里 (1)

 2ヶ月ほど前に藤原さんから、昭和42年3月発行の「西戸田の里」という小冊子を送っていただきました。いわゆる「学校だより」なのでしょうか、西戸田養護学校の第1号のようです。貴重な資料をありがとうございます。10月中に、4回に分けて掲載させていただきます。


 先ず、目次の一番最後にある、「西戸田里の会」の記事から始めたいと思います。


 西戸田里の会

 1本年度の里の会
日時 41年11月6日(日)
行事 
 ・運動会
 小規模ながら退所生を交えて、他校では見ることのできない西戸田独特の運動会でした。
 ・県警ブラスバンド
 県警の御厚意で「星条旗をかかげて」「童謡メドレー」「民謡」など熱のこもった演奏に時間のたつも忘れて、一同耳を傾けました。
  ・宝さがし
 退所生が、在所生を慰問するために計画されたもので、低学年の子どもが宝を探しえずに、まごまごしていると、退所生がそばへ行き、一しょに探してあげたりする和やかな風景があちらこちらに見受けられました。在所生に続いて退所生の宝探しも場所をかえてやりました。

 2西戸田里の会のあゆみ
 昭和25年以来の退所生が500人近くなったのと、同窓会を開いてほしいとの退所生の要望に答えるため、昭和30年本校の5周年記念として健康調査をやり、11月6日に第1回目の同窓会として発足、しかし、同窓会といえば一般学校と同じく学校だけの感じがあまりにも強すぎるので、いろいろな角度から検討して31年度より西戸田里の会と名づけられた。
 当時は退所生の中から人を選んで、全市を二区単位四会場に分けてそこに集まり、人数を割りあて職員と共に家庭訪問をして健康調査をし、学校との連絡がつくよう固めた。
 退所生といっても社会人ではないので、入所生の父兄の山根節男氏に初代会長をお願いした。38年にはそれぞれ社会人になった人も、大学生もいるので、本当の意の会長をとの声がたかまり、自主的に亀井克之氏が受けてくださった。その間、会長、役員、学校保養所職員の尽力によって、子ども自身の自主的な積極的建設的なよりよい里の会へと発展しつつある。特に38年度より里の会だけでなく、退在所生を交えた運動会をやるようになったのは、双方の結びつきから考えてとても喜ばしいことだと思う。
 会長も41年11月に改選があり、3代目会長に安田三治氏、副会長に大西晃佑氏ときまった。今後の活躍を期待したい。

 3 里の会会員の現況
 4 現在在所人員


 あとがき

 立春の声を聴いて旬日、寄せられた原稿を編集しながら、人の力、人の和といったものを心に強く感じた。この一年の本校の歩みについての記録であり、やがては沿革となり、同窓会員の鎖となることを念願しながらあとがきとする。 


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