2020年7月8日水曜日

昭和32年 保養所百景 給湯室


 1寮から裏山への出口に、給湯用の蛇口が並んでいる部屋がありました。冬の寒い時期、消灯時間が近づくと、各病棟から「マイ湯たんぽ」を持った子らが集まって来ました。この給湯室には裸電球が一つか二つ、薄暗い部屋でした。

 

 
 木の桶に湯たんぽを斜めに立てて、蛇口から熱いお湯を満たしました。分厚い綿の袋に湯たんぽを入れ、胸に抱きかかえるように、また、来た道を部屋にもどりました。保養所の冬が寒かったと云う記憶はあまりないので、この湯たんぽが役立っていたのでしょうか。


 昭和33、34年に旧1寮が改築された後、この給湯室はどうなったのでしょう。

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